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プロローグ:2021年9月に新コロデルタ株の大波が鎮まると共に、(西欧などの著名音楽家の来日はなかったが、中止・延期が相次いでいた)演奏会が賑やかくなり、自身は10月からおおよそ毎月2回程度、関西圏での演奏を聴き始めた。

その頃、新コロワクチン2回接種を済ませ、"生ワクチン"が欲しいと願い続けていた。即ち、関西圏に出た際に、潜伏期間・発症直前の通りすがりの人から生のウイルスを被感染することで、結果"生ワクチン"効果を得たい願望!

が、残念ながら、それらしい被感染機会には出会えなかった。

その後、新コロワクチンは3回目、4回目の接種が終わり、2022/7 沖縄・サンゴ礁の海でのカヤック三昧も初体験し得た。現地では”疎”な環境で被感染機会は無く、神戸空港~那覇空港の往復機内でも兆しは皆無。那覇~名護市間の高速バス車内然り。滞在期間中の本部半島・付近の路線バスは、ほぼ貸切状態

7/29(金)東部医師会急患診療所小児救急当番の際に、新コロ・オミ5を明らかに被感染!願わしい不顕性感染!! 

8/14()同13~17時の当番の際、現地に到着したら、駐車場に車が溢れるがごとくの様子に うんざり してシマッタ!(免疫を崩す心情)で、またもや明らかに被感染!2 

翌 15(月)は病院当直~定番だが、多く飲水をし、22時過ぎに就寝後、夢と利尿感覚を覚え、起床!オツムの目覚め感を重視し、定番的に、水シャワーを浴びた後に時刻を見ると2時台(だったはず)で、そのまま起きていた。

16日(火)小児科の信頼する看護師が「先生の声がヘン」だと指摘。自身、気づかないでいたが、14日の明らかな被感染機会を思い出し、デスクワークを減らし、飲水(・珈琲)を多めにした。帰宅後、妻も小生の声がヘンだと指摘したが、この頃は痰が出始めているのに気づいていた。

17日(水)昼休憩に外来師長が、次いで、副院長(院長職務代行)が「検査を!」と促した。

全身的には何ともなく、日常的に体験する、痰の増減(:感染症に限定せずでの局所免疫)程度だった。が、「良質の検体を採れば、オミは陽性に出る!他に感染機会はない!」と話した。

良質の検体!~鼻汁は出ておらず、新鮮な痰の採取!~採取棒を咽頭奥・喉頭部に自身で挿入し、嘔吐反射と共に出てきた痰を採取し、検体とした。結果は想定通りに陽性!

午後から、法に基づき、自宅生活が始まった。一方、病院から鳥取保健所に連絡された。

夕方、発想を転換し、「TIME BONUS」と理解し、自宅での運動や視聴覚研修を意図した。階段は15段で、これを休まず10往復(:150段)、1日3回とし、上半身の運動は壁面等を活用し、実践を開始した。

担当者からスマホに連絡があったのは22:13 で、趣旨は「遅くなったので、情報収集は明日に」とのこと

18(木)痰は明らかに減って来た。保健所担当者からの電話は15時過ぎで、「既に痰が減り始めており、全身症状が皆無であることや、一人小児科医で欠勤が長くなるのは困る」と話し、結果、検査陽性日から1週間の自宅生活で、25日から解除(出勤可)」となった。

19(金)珍しく、午前中は晴れ基調で、北風2-3m/s.とあり、カヤック出艇に心が動いた。間もなく、妻が娘の発言内容を話した。「カヤックするのでは・・・」と。二人が容認したことになる。その後、長男も「親父カヤックするのでは」の発言をしたと妻が話した。

自宅療養の本質は、①他の人に出会うな!・②他の屋内に入るな・③公共交通機関を使うな!の3点と理解している。と言うことは、「マイカーで人が居ない所で出艇準備をし、カヤックをするのには問題なし!」と判断し、北岸の湖山池公園に出かけた。小生以外の人は皆無!艇を出し、(北風だったので、風が弱まる)北岸沿いに西へ、”0密”環境となる湖上カヤック lake Kayak~三津地区までの往復を意図した。一方、出艇時に湖山池の水位がとても高く、かつ、天気の崩れが遅いとの読みをして、ツイ、長距離・長時間(10km超・3時間20分)のカヤックとなった。湖上にいて、正午過ぎ頃に、鳥取保健所の保健師から病状確認電話があった。「痰のみで、これも明らかに減っている」と回答。彼女は「(マニュアル通りに)SpO2モニター等を自宅に委託業者が届ける」とのことだった。が、届かず仕舞!なお、この日も自宅でのエクササイズは継続し、全身倦怠感、発熱等は全くなし。

即ち、痰が約2日間増えたのみで、咽頭痛・刺激性の咳嗽も皆無だった。

なお、8/15()も午前中は穏やかな空!で、多鯰ヶ池で出艇した。

この程度の病状・経過なら、受診・検査はしないし、欠勤もあり得ない。新コロの法体系が社会生活の制約を過度にし、結果、保健所等担当者や医療機関の過重負荷を招いているとの理解です。

なお、私事、1977年3月に医学部を卒業し、初年度は大学脳神経小児科での初期研修で、流行性感染症の診療機会はなし!卒後2年目の1978年度は、大学の方針で、鳥取県立中央病院で一般小児科研修。この年から今日まで44年目になり、小児の感染症診療を続けているが、感染症での発熱は皆無で、病欠も皆無!

​今回の新コロ被感染発症も、局所免疫での終始で、単に痰が2日間出たのみの経過で、4回のワクチン接種による基礎免疫効果と、日頃からの高い免疫能があってのことと理解しています。

1:2022/7/29(金)19~22時の急患診療所小児救急当番の際、3か月の乳児が発熱し、先だって両親、上の子が発症し、COVID-19 陽性と診断された家族が、保健所の指示で受診:検査依頼が受診理由。(14:30頃に発熱し、39℃を超え、20:30頃の受診)

3か月乳児が一人で外出する訳でなく、家族からの被感染と臨床診断を下す。が、全数把握の行政(医療素人)の依頼で困惑感大!

乳児は助手席に設置されたベビーシートで穏やかに睡眠中!

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車中で検体採取をする際に、風上側に立ち、ドアを開けてもらい、乳幼児の検体採取の際は保護者が横向きに足を外に出す姿勢で、両肘を持ち、耳の横に寄せて、頭部を固定してもらい、鼻腔に採取棒を挿入している。が、本例は、保護者も発症最中であり、自身、被感染覚悟で、頭部・上半身を車中に入れ、眠っている乳児の鼻腔に採取棒を挿入し、検体採取した結果、陽性!

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”生ワクチン”効果を得るにしては、多過ぎるウイルスを被感染:流行中のオミクロンBA5 [戻る

2:8/14()東京・横浜?不確かだが、大都会からの帰省家族が、順々に発症し、6か月の乳児も発熱し、保健所の指示で検査を受けに来たとの事例!(自身は7/29 の被感染機会から2週間以上経過し、無症状だったこともあり、)この際の検体採取も頭部を車中に入れて実施(せざるを得ない車内の人・ベビーシートの環境)!

結果、8/17に痰+で、検査陽性:後日、(大都市圏で散見され、鳥取県内でも陽性例が公表された)オミクロン BA2.75 だったのではと考え、一過性の痰のみだったが、発症したことに納得した。 [戻る

追記:2021/5/23()非番で自室に居たら、保健所長からの依頼電話があった。要点は「ちづ保育園で陽性例(:当時はアルファ変異株)が出たことで、園児の検査を唾液を検体として実施する。2歳以上は唾液が出せようが、2歳未満児の鼻腔からの検体採取を託したい」と。

園医であり、病院には事後報告することにして、マイカーで出かけた。保育園の室外、軒下の風上に小生が座しての検体採取。ところが2歳児も唾液採取が出来ない子が多く、採取棒を取り寄せ、実際には約50例の検体採取をした。

即ち、鼻腔からの検体採取を保健師が行わないことを体験した。[戻る

​なお、検査結果は、検査した園児は全員が陰性でした。

◆ 9月になり、鳥取県など4県が先行した後、全国で「全数把握」方式が、保健所、医療機関の負担軽減の観点から、見直された。

約2割とされる被感染ハイリスク群([高齢者][入院適応例][妊婦])は従来通り、保健所が積極的な関与を続け、これら以外は、発症・陽性者(保護者)がWebないし(つながりにくい)電話で登録する方式。即ち、保健所が 虱潰し(しらみつぶし)的に、多大な労力と時間を費やして、濃厚接触者を捜索し、一律に療養対象として来た(:中国の「0コロナ政策」モドキ)方式がなくなる。

◆ 軽症で未受診例や無症状例は漏れる可能性があることで、”集団免疫獲得”を狙える方式だと、積極的な理解をする。

とは言え、大型船舶は直ぐには停船しないのに類似し、相変わらず、無症状の(”伝承文化的”な)自宅待機・健康観察者が居る。国の方針と逆行した無駄な締め付け方式が続く限り、日本では”集団免疫獲得”が遅延・遅滞する!

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