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 2022/11/29(火)19~22時 急患診療所・小児救急当番

手作りの感染制御には役立たないフェイスシールドも外して、即ち、新コロ以前(のインフルエンザ等)診療と同じ、“生顔”で臨むことにした。この夜は、新コロ陽性は2人:車中に顔を入れての検体採取。高熱の1歳児を採取した際、鼻汁が出ておらず、鼻腔深くからの粘液採取量は多くなかったが、強陽性!即ち、対照バーが出現する前に、新コロの陽性バーが出現!自身、初体験だったが、採取を終えた時点で、顔が車中にあった際に、(表現に困るが)衝撃波的な波動を感じた。「来た!」と。

勿論、無症状で推移した。或いは、新コロBQ.1だったかも・・・。

自身は、BA5主流当時の7/29 急患診療所で鳥取市内在住乳児から不顕性感染を済ませていた。次いで間もなく、きっと妻からも被感染し、さらに、お盆の最中、急患診療所当番の8/14()に新コロ被感染体験:痰2日間のみ!

 智頭病院では、悲しい限りの実態で、看護師・検査技師が、電話トリアージをし、小生は容認するに留まり、新コロ(+)例は、電話のみで、子どもの顔を見る機会がないまま・・・。寂しい日々が続いていた。

​ 一方、急患診療所では、臨床医として、子ども・保護者などの顔を見て、会話をし、自ら検体採取を繰り返していた。

 2022/12/4()19~22時の急患診療所当番で、9例が新コロ+

 2023/1/3()13~17時の急患診療所当番でも新コロ+が多かった!

:生顔で車中に顔を入れての検体採取→無症状:生ワクチンでの免疫強化!

 2023/1/10(火)医局会 新コロと同様にインフルエンザも(A・B型判別を含め)定量検査ができると知った。

結果、小児の検体は小生が担うこととした。電話問診の内容強化と、子どもと保護者の顔を見た上での検体採取!

智頭病院でも新コロ以前の臨床小児科医に戻れた感覚を抱いた。診ていて、心地よさを感じた!

 なお、鼻が噛める児では、鼻汁をラップフィルムに出してもらい、これを検体として検査技師に委ねる。新コロ、新コロ+インフルエンザの指示も、当然、医師(小生)が責任を持っての診療です。

 2023/1/17(火)急患診療所当番:生顔で車中に顔を入れて検体採取は定着しています。

診療の合間 21:30  / 診療時の表情:フェイスシールドの有無にかかわらず同じ! 

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