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自然動物界での弱肉強食に対して、異論を述べる人はいない。自然科学等に基づく知見が先進国で常識になって以降、人間はオセになるとインフルエンザ罹患歴が常態と分かり、変異する度に、かつ、個体が免疫能を損なう際に、流行、罹患を繰り返してきた。そして、近現代の交通網の発達により、流行の勢いは激しくなった。

 従来型のコロナウイルスは地球に暮らす乳幼児主体の風邪で、大人になるまでに罹患を繰り返し、免疫を安定させてきた。

 新コロは地球人が免疫を保有していないことでの困惑感が大きいのは認める。 

 幸い、オミクロン変異株は、(当初変異株との比較で)感染力が極めて強く(=飛沫核感染・空気感染・エアロゾル感染)、地球一方、アルファ変異株、デルタ変異株(とくに、後者)との比較で、軽症例が圧倒的に多い。例外は基礎疾患のある高齢者などに限定され、乳幼児は軽い感冒症状に留まっている。今後も、オミクロン変異株は亜型が出現し、(季節性インフルエンザと同様に)流行を繰り返すことになる。

 地球人として、オミクロン変異株にり患し、免疫を定着することこそが、ウィズ・コロナ の行き着く先となる。

 その過程において、上手にり患し、軽症で済ますことが願いとなる。本質は季節性インフルエンザと同様です。

 自身の新コロ発症は、痰が2日間のみで、咽頭痛-・鼻汁-・発熱-・倦怠感-・関節痛等-で、一過性の局所免疫で治癒しました。季節性インフルエンザは、2007年のB型、2013年のA型が数時間、1時間程度の水様性鼻汁のみの発症で、それ以外は間違いなく(無防備で臨んでいるので)診療を通じて、被感染しています。が、無症状で推移しています。

 今後、新コロにおいても同様に、ブースター効果・免疫強化として、上手にウイルス被感染し、一方、自身の免疫を安定させ続けることを念じ、免疫を強化・維持させるための日々の生活実践を継続していきます。

2022/10/21 記

◆ 認知症対策的備忘録:独り言 3年弱で後期高齢者の身~ご容赦を

★ 新コロ以前の感染症診療 発端:乳幼児の本物を診るために :

 2022年末になり、死亡例が多くなったこと、米英で先行しているオミクロン変異株XBB.1.5 が日本にも入ったこと、一方で、II 類から V 類への段階的移行など、相変わらず賑やかい日々です。新コロ禍がまる2年経過した3年目、神戸・大阪の街路の混雑は(インバウンド客を除き)新コロ以前のンようです。が、マスク姿は相変わらずで“流石日本人”と、内心揶揄するごとくです。国は、「屋外ではマスクを外して良い」とアナウンスしていますが・・・。自身は、マスクなしが心地良いので、外しています。ポケットに入れ、店内に入る際にのみの着用です。

202231/18 記

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